介護の世界も、年々進化しています。昔はなかった資格が続々登場してきていて、今ではそのすべてを網羅することも難しいぐらいです。一般の人が知らないようなレアな資格まで出てきていて、そのどれかを選ばなければならないとなると悩んでしまうのも当然のことです。

自分の人生が、どの資格を取得するかによって左右されるわけですし、優柔不断になりがちです。仕事の内容もそれぞれ違っているので、本当に自分に適している道はどれなのかは、なかなか把握できません。

そうした問題がある介護業界ですが、多くの人はメジャーな資格を中心にして取得をしています。メジャーな資格は、名前を知っている人が多いのでステータスが高く、しかも潰しが比較的効きやすいというメリットがあります。

また、勉強もやりやすいです。本屋さんに行けば、試験の問題集や参考書が売られているので、独学でも何とかなるでしょう。レアな資格は、その資格内容を把握するだけでも大変です。

無理に最初から厳密にキャリアプランを策定するのではなく、このようにメジャーな資格を取得していく中で、これまでの経験を考慮して自分にできる仕事を探していくというスタイルも効果的です。このスタイルなら無理することなく、これまでの経験を活かしたキャリアプランを実現することができるでしょう。

万が一適正がないと思ったときには、多少なら軌道修正ができます。これからもまだまだ新しい資格が登場する予定なので、今の時点で厳密にキャリアプランを策定しておくことに特段の意味はありません。